公益社団法人 十日町青年会議所 2014年度
社会開発委員会 委員長
栢森 俊樹
十日町木工株式会社

事業計画
1.『平成の大合併』後の声なき声の調査、検証、今後のビジョンの提言
2.防災関連団体との連携の確立


基本方針
 「この地域で暮らしていて幸せですか?」この問いかけに対し、十日町市・津南町の住民はどう答えるでしょうか。この地域には住民だけでなく観光客にとっても心を奪われる「どこまでも続く雪原」、「見た人を魅了する棚田」、そして「滔々(とうとう)と流れる信濃川」が存在します。しかし、この素晴らしい財産である自然は時には大雪、大雨、大地震となって私たちの生活に降りかかってくる事もあります。また、自然の脅威だけでなくこの地域において少子高齢化が進んでいる現在、医療や福祉に関しても不安に思っている人は少なくないと考えます。そして「平成の大合併」の国の動きの中で、10年前にこの地域も合併という大きな変革がありました。この地域に根付いて運動をしている青年経済人として、我々は地域の人々に生活の中で「幸せ」と感じていただける明るい豊かな社会を築き上げる事を目的とし取り組んで行きます。
 現在の十日町市は合併協定調印式が行われてから今年で10年が経過いたします。その後、10年の間に生まれてきた十日町市・津南町の住民の想い・意見について、活きた声を聞き取るために各地域での対話形式で※声なき声を調査いたします。対話を成立させるためには地域住民と対話をする委員会メンバーが地域の事に精通していることが必要です。知識を高める中で、今後道州制を始め社会構造の変化がどのようになるのか、また、産業・観光・医療・福祉など様々な要素においてこの十日町市・津南町における影響を検証し、その変化の波が押し寄せてきたときに、その波を乗り越えその後もこの地域で生活することに更なる魅力を感じられるような方向性を見出し、今後の地域のビジョンとして提案いたします。
 また、この地域の魅力である美しい自然も時には脅威となることもあります。過去を振り返っても、多くの災害を経験している地域として、いつ発生するかわからない災害に対して安心して生活できる地域となるために防災関連団体と連携して、地域主導で迅速に対応するための流れを構築してまいります。
 これらの運動をすることにより、十日町市・津南町の住民が自立し、自発的に将来的により住みやすく、幸せを感じながら安心して生活できる十日町市・津南町を作り上げるための市民の意識改革を目指します。
※声なき声 一般の人々の表立たない意見。サイレントマジョリティー

委員会メンバー
副委員長 小堺 豊  有限会社サンクリーンコザカイ
委員   鈴木 孝作 株式会社鈴木土建
委員   重野 剛基 株式会社大野屋重機建設
委員   池田 晴聡 株式会社池田鉄工所
委員   藤ノ木和人 株式会社新潟ソフトストラクチャ
委員   石澤 芳信 有限会社名代生そば 由屋
委員   蕪木 陽一 有限会社蕪金板金店
委員   野上 知幸 野上工務店
委員   佐藤 大介 有限会社佐藤興業
委員   春日 則弘 春日モータース

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