もはや私たちは「伝える」の向こう側を目指すべきだと考えます。地方創生の今、食や文化、自然環境やライフスタイルの選択肢として地方に注目が集まり、多くの地域がその魅力を積極的に発信し始めています。しかし、素晴らしい地域資源があっても、一方的な発信、琴線に響かない発信では多くの情報の中に埋もれてしまいます。この地域を次世代へと繋げていくためには、まず認知してもらい、触れ合う機会を作り出すことが重要です。

　まずは、私たちの活動をより多くの人に届けるために、先輩諸氏から繋がる広報誌「山つつじ」やアーカイブ機能も果たすホームページでの情報発信、双方向性や拡散性に優れた各種ＳＮＳを利用して多面的に発信いたします。情報を埋もれさせず、地域内外へとしっかり発信できるよう、他地域の事例や技術、発信アイデアについても学びながら、それぞれのツールが選ばれて届くものになるよう進化させます。さらには、多くの人と触れ合う機会を作り出すために、この地域のさまざまな資源、魅力を実際に体感してもらえる事業を実施し、新しい人の流れを生み出します。本事業の実施にあたっては、積極的に行政や多くの団体と協働し、内外に広く開かれたまちづくりを実現するために必要なパートナーシップを取り合いながら、お互いのできることを重ね合わせて、魅力を一つ一つ磨き上げます。その過程で、郷土愛を育み、地域の魅力に私たちも気づくことが、地域への誇りを持つことへと繋がります。併せて地域の抱える問題も見えてくると思います。その問題にも正面から触れ、解決方法を検討、模索し、十日町青年会議所としての発信を行います。

　活動を通して人の流れを促すことは、新しい活気やアイデアをこの地域にもたらします。それは、私たちにとって大きな自信となり推進力となります。私たちが地域と広く繋がり、地域の魅力を磨き上げることで、笑顔と希望が織りなす、誇らしい地域を創造します。

副委員長　蕪木　陽一　有限会社蕪金板金店
副委員長　杉谷　仁大　大村建設株式会社
委員　　　小堺　豊　　有限会社サンクリーンコザカイ
委員　　　藤田　満　　株式会社フラワーホーム
委員　　　長井　貴志　長秀鉄工 （雪まつり特別委員会　兼務）
委員　　　宮内　隆和　有限会社花水農産 （雪まつり特別委員会　６０周年準備特別委員会　兼務）
委員　　　藤田　尚　　美容室Ｐｅｃｏ
委員　　　太田　裕子　株式会社ハピネス
委員　　　平野　宗隆　株式会社嘉六 （６０周年準備特別委員会　兼務）